ただそれだけで価値があり意味がある

相手に何かを与えないと存在してはいけないと思っていた。自分自身に価値はなくて、何かをすることで、はじめて生きることが許されると思っていた。「働かざるもの食うべからず」とは、なんて残酷な言葉だろうか。だれか、最初に言ったか知らないが、どうしてこんなにも長いあいだ言い伝えられてきたのだろうか?

我慢強く、優しく、だれかの笑顔のために生きる天使のような人間もいれば、相手がどんなに疲弊しようとも、利用するだけの人間もいる。そして、そんな人間に執着してしまったら最後、完全におかしくなるまで搾取は止まらない。

ありのままの自分でいると、どういうわけか強く批判したり、バカにしてからかってくる人間がいる。そのとき、その人間に執着してしまうと、アッという間にあなたの貴重な人生の時間とエネルギーは、搾取されてしまうだろう。

そんなに怖がらなくても、そんな何人かにバカにされたところで、あなたは死なない。それよりも、そんな人間におびえ、自分の人生を犠牲にしてしまうことのなんとおろかなことか。

あなたがなにかを生み出そうとしているとき、なぜか、かならず笑うものがいる・・・。決して、気にとめてはいけない。やめた方がいいという人間がかならずいる。

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