大晦日 | みんな何して過ごすの? 有意義な過ごし方は?

雪化粧の古都

 

いよいよ今年も 大晦日 が差し迫ってきました。

皆さんは風邪などひいていないでしょうか?

毎年この時期になると忘年会やクリスマスなどのイベントが多くなり、普段の生活以外にもやらなくてはいけないことが増えてしまいます。

どうしても調子を崩してしまって、流行りの風邪をひいてしまったり、寝不足になりがちです。

ただクリスマスを過ぎると、いよいよ12月31日がやってきます。

子供の頃は家族と過ごすことがほとんどで、 小さいながらに夜遅くまで起きて除夜の鐘を聞こうと頑張ったものです。

早い人は中学生ぐらいには、夜中から友達と一緒に神社などに初詣に行った人もいるかもしれません。

そうやって親元を離れることによって、大晦日の過ごし方も変わっていったものです。

そしてまた結婚して子供が生まれて自分が親になると、今度は自分の子供達と大晦日を過ごすようになっていきます。

もちろん例外もあるでしょうが、日本人にとって大晦日というのは何か特別な意味を持った日なのかもしれません。

そういったことも踏まえて改めて大晦日の過ごし方を考えてみると、やはり日本古来の風習も大切にするべきなのではないのかと思います。

現代においては夜遅くまでお店が開いていることも珍しくなく、居酒屋などで酒を酌み交わしながら新年を迎える人もいるでしょう 。

それはそれでとても良いことだと思います。

家族、友人、恋人、人それぞれ一緒に過ごす人が違えども、やはり気の合う大切な人と過ごすのが一番のいいような気がします。

ではそんな大事な人たちとドコで、何をして過ごしたら素敵な時間を過ごせるのでしょうか?

古来からの伝統文化には必ず意味があるはずです。

長い人生のなかで、一回ぐらいきちんと大晦日を過ごしてみるのも悪くはないのでしょうか?

どうして ” 大晦日 ” っていうの?

もともと『 大晦日 』とは、『晦日』に『大』がくっついたものです。

旧暦では月の末日、つまり30日か31日のことを『晦日』と呼んでいました。

今でも30歳の事を三十路と言いますが、30という言葉を『みそ』と読んでいたことから30日を『みそか』 つまり『晦日』となっていったのです。

さらに『 晦 』という漢字には『月が出ないこと。暗い。見えなくする。』という意味もあり、月の満ち欠けの周期(29.53日)から由来しています。

そして一年で最後の『 晦日 』を『 大 』をつけて『 大晦日 』と呼ぶようになっていったのです。

人間の体のバイオリズムが月との距離に関係することを考えても、一年の最後の『 大晦日 』には何か特別な意味合いがありそうですね。

 

大晦日のならわし

 

地方や家庭によってもいろいろな過ごし方があると思います。

代表的なところでいうと、

  • 初詣に行く。
  • 除夜の鐘を聞く。
  • 年越しそばを食べる。

昔ながらの風習で言うとこんなところです。

それほど、やらなくてはいけないことは多くはないのですね。

大晦日までに大掃除やおせち料理の準備などは済ませてしまうので、実際はそれほど忙しいということはないのです。

いちばん意識しなくてはいけないことは、歳徳神(としとくじん、とんどさん)を家で迎えるということです。

歳徳神

昔は歳徳神がそれぞれの家々を訪れると信じられていたために、この神様をお迎えし食事を共にするということが一般的だったようです。

 

 

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