草津白根山|噴火警戒レベルを3に引き上げ(入山規制)

平成30年1月23日、気象庁の発表によれば本白根山で噴火が発生。

同23日午前11時50分に草津白根山の噴火警戒レベルを3に引き上げた。

本白根山鏡池付近から2キロメートルの範囲で警戒が必要。

東京工業大学の観測によれば、鏡池付近から1キロメートル以上飛散する噴石が確認されているとのこと。

 

噴火警戒レベルとは?

5段階に分けられているようです。

 

( 参照:気象庁 HP 噴火警戒レベルの説明 より )

レベル1・・・活火山であることに留意

火山活動は静穏。

通常の生活が送れるレベル。

火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。

登山者・入山者への制限は特になく、状況に応じては火口内への立ち入り規制を行う。

 

レベル2・・・火口周辺規制

火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。

噴火が発生、もしくは発生すると予想される。

まだ、通常の生活が送れるレベル。

火口周辺への立ち入り規制等(状況に応じて火口周辺の規制範囲を判断)する。

レベル2からは種別は警報に変わります。

 

レベル3・・・入山規制

居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。

噴火が発生、または発生すると予想される。

通常の生活が送れるレベルだが、今後の火山活動に注意。

状況に応じて、要配慮者の避難準備を進める必要がある。

登山の禁止・入山禁止など、危険な地域への立ち入り規制(状況に応じて規制範囲を判断)。

 

レベル4・・・避難準備

居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される(可能性が高まってきている)。

警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要(状況に応じて対象地域を判断)。

 

レベル5・・・避難

居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生。

もしくは、切迫している状態にある。

危険な居住地域からの避難等が必要(状況に応じて対象地域や方法などを判断)。

 

 

噴火警戒レベルが運用されている火山

 

38火山(平成28年12月現在)で運用されている。

 

出典:気象庁 HP より

 

 

 

避難方法

できればヘルメットを着用して、燃えにくい素材の長袖・長ズボン、厚手の軍手、そこが厚く履きなれた靴で、避難することをお勧めします。

火山ガスなどを吸い込まないようにハンカチなどもあるといいようです。

 

火山灰はとても尖っているので、目に入ったり、吸い込んでしまったりすると、結膜炎や角膜剥離、気管支炎なども引き起こしてしまい、大変キケンです。

 

消防士が使うようなゴーグルや、火山灰にも対応した防塵マスクなどもあると心強いです。

 

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