どんな有名な一流企業に勤めていようとも、その中で一歩抜きんでようとしたら、周りのライバル以上に実力をもっていなければなりませんね。
つまり、個人力が必要になってきます。
あなたの売りはなんですか?
所属している企業のネームバリューだけですか?
今は個人メディアビジネスがバブルです。
個人を売ることに価値が出てきています。
[st-kaiwa2]たしかに、今までは個人を売ってきたのは芸能人ぐらいだったよね。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]動画サイトの進歩やインターネット回線の高速化で、一般人でも広告塔になれるようになったんだ。[/st-kaiwa1]
いままでは個人の価値を会社が判断してきました。
でも、個人メディアビジネスにおいて、個人の価値を判断するのは企業で言うところの「お客様」です。
つまり、「あなた」そのものが商品と言っても過言ではありません。
「あなた」に市場から見た価値があれば、当然、企業も放っては置かないでしょう。
もちろん、リスクも大いに出てきます。
今までは、ちょっとしたあなたの失敗も会社が守ってくれましたが、「あなた」自信を売りにする場合はそうはいきません。
個人メディアビジネスのリスク
個人がメディアに露出するということは、それなりのリスクもありますよね。
失敗したら世間に忘れ去られるまで、批判を受け続けることになるかもしれません。
もう二度と個人メディアビジネスで成功できないかもしれません。
基本的に若い頃は「有名になりたい。」とか「人気者になって異性からモテたい。」とかいう気持ちが強いので自分を出すことをためらいません。
しかし、年齢を重ね結婚し、こどもができて、社会的地位が確立されてくるとなかなか表舞台に立ちたいという気持ちは薄れてくるのではないですか?
ビジネスにおいて、多くのひとに知ってもらうことはとても大切なことです。
むしろ、そのためにわざわざ高いお金をはらって広告活動をするんですから。
でも、有名企業でも商品やサービスより、その会社の社長や役員が宣伝されることは無いですよね?
これは売っているモノが個人ではなく、その商品やサービスだからです。
社長がイケメンだとか、面白いことをするかは関係ありません。
そう考えると、個人メディアビジネスは個人を売っていくので、どうしても世間への顔だしは避けられません。
[st-kaiwa2]バーチャルYou Tuberなんてのもいるけどね。[/st-kaiwa2]
これまでは多くのひとは、企業に就職してきました。
個人がどういう人間かよりも、どういう会社にする所属しているかの方が重要視されてきたからです。
ただYouTubeにしてもベンチャービジネスにしても、ひとりの人間が見られるようになってきたのかもしれません。
おそらく、ふつうは自分を発信するのには抵抗があります。
人気が出ればいいですが、批判されたらろくにおもてを歩くこともできなくなります。
[st-kaiwa2]ハイリスクハイリターンだよねー。[/st-kaiwa2]
ぎゃくにいえば、個人メディアビジネスは参入障壁が高いうえ、再現性が低いので成功すれば長く成功を収められるのです。
企業のネームバリューよりも市場の動向を見よう
「あなた」を売りにする場合、世間の需要、つまり市場の動きに合わせてもっとも利益のありそうな市場への参入が可能です。
廃れつつある業界の会社で、上がるはずもない売り上げに悩まされることもありません。
いくら上司に売り上げが上がらないことを責められようとも、市場に需要が無ければ商品やサービスが売れないのは明白です。
それなのに、あなたは何度も需要のない商品やサービスを売って来たのではないですか?
売れる会話術とか、信用される営業マンとか、業界トップの営業マンの話とか・・・。
商品は同じなのに自分に嘘をついて、市場に需要のない商品やサービスをすすめてきませんでしたか?
そりゃ、売れませんよ。
だって、その会社が売ってるモノに需要が無いんだから。
「あなた」のせいではありませんよ。
自信を無くして、自己否定なんてすることありません。
本当に自己否定して、改善しなくちゃならないのはその会社の経営陣です。
こんな当たり前のことを、ウソで隠しているのが今の世の中の企業です。
だって、高い社屋を建てておっきな工場と生産ラインに投資してるから、回収できるまで売れ続けないと赤字になって株価下がって経営陣取り替えられちゃいますもん。
あなたは先見性が無く、もうすでに失敗しちゃってる経営陣の尻ぬぐいのために働いていませんか?
今の時代、10年続く企業の方がまれです。
そのぐらい、需要と供給のバランスは目まぐるしく変化しています。
そうであれば、「あなた」も転職という変化をしていかなければ、その会社と共倒れになる確率の方が圧倒的に高いのです。
その業界の経験があるとかないとかじゃなくて、伸びている業界に行かなければ生き残れない時代になってしまったのです。
個人メディアビジネスの収益は広告です。
ただ、お金のためだけに何でも紹介していたらファンからの信用は無くなります。
「あなた」は市場の潜在的需要を推測して、宣伝していかなければ成功できません。
大変なことです。
常に、市場の動向をチェックして需要のあるものをより良い商品やサービスで提供して行かなければいけません。
ただ、「あなた」はそれを選択することができるのです。
明らかに需要のないモノを売るために尽力しなくてもいいのです。
これが、最高のメリットではないでしょうか?
[st-kaiwa2]もう、ウソついてまでお客さんに売りつける必要ないのね。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]会社がどれだけ力を注いだ商品か?ということは問題じゃないんだよ。最後には必要とされるものしか残っていかないんだね。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]企業も世間に必要とされるから、存在する意味があるわけね。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]当たり前のことなんだけど、「会社を維持するため」という都合が大きくなってしまうと、世間の都合は二の次になってしまうんだね。[/st-kaiwa1]
まとめ
会社の都合のために「あなた」は働いてはいけない。
自分で市場を見極めて需要のある、「お客さま」に必要とされる業界に転職しよう。
常に流動し続けないと、生き残れないぞ!
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