プログラミング

今やプログラミングに関する情報はあらゆる場所に存在している。

これまで、全く関連の無い仕事をしていた人でもその将来性に気付き、新しく学びたいという人も増えてきている。

自分の子供に学ばせたいという人も少なくないだろう。

自分もそんな一人だ。

しかしながらプログラミングを習得するには膨大な時間が必要となってくる。

素人の自分にも、そのことだけは明白な事実だと分かった。

プログラミングと一言に言ってもその用途は多岐に亘り、まず、何から手をつけたらいいのかさえ分からなかった。

最近では、学習サイトなどもかなり充実を見せ、基礎を学ぶにはさほど苦労はしない。

基礎を学ぶには苦労はしないが、その先が問題となってくる。

よく耳にすることだが、プログラミングはあくまで目的ではなく手段であり、何か事を成すのための道具にしか過ぎないということだ。

まず、先にゲームを作りたいとか、AIの開発をしたいとか、WEBサービスを構築したいなどのプログラミングを必要とする目的ありきということである。

つまり、自分も経験したことだが、プログラミング言語の習得が目的になってしまうと、基礎を学んだ時点で、その学んだプログラミング言語を使用して何がしたいのか、何ができるのかが分からなくなり、結局、頓挫してしまう。

ただ、一度始めた学習を途中でやめることは『一番効率の悪いこと』という理解もあるので、今度は違うプログラミング言語の学習を始める。

また、基礎からだ。

そんなことを繰り返していく内に嫌気がさし、学習から離れる時間が増えていき、せっかく覚えた基礎さえもあやふやな記憶になっていく。

それが、まさに今の自分だ。

今回、この記事を書こうと思った理由の一つは、これに起因する。

復習の意味もあるが、全くのド素人の自分がこの壁を越えていけるのか、こういった形でアウトプットして行けば、備忘録としても、更なる理解にも繋がるのではないかと思ったからだ。

更には、読んで下さった自分のような思いを持つ方のお力になれば幸いに思う。

はじめに

パソコンやインターネットがそうであったように、プログラミングができるようになれば、人生がすべて思い通りになるということはない。

しかし、少なくともその可能性は高まると思う。

もちろん魔法ではないのだが、ディスプレイという限られた空間の中においては、プログラミング言語を用いて様々な事象や仮想世界を構築することが可能となる。

それを習得するための対価としては膨大な時間を必要とするが、得られる能力も大きいことに間違いはない。

習得方法には様々な方法があるが、根本的に一番の障害となるのが、そもそもプログラミング言語は英語をもとに構成されているということだろう。

最近では、日本語による解説も多く見受けられるが、初学者にとって英単語の意味や概念が理解できるかどうかは大きく影響するし、中級者ぐらいになってくると英語で書かれた情報が必要になってくる。

英語が全く分からない日本人にとっては、多大なハンディキャップを背負うことになる。

さらに、プログラミング言語は一つではない。

世界には現在200以上のプログラミング言語が存在すると言われている。

そのほとんどが英語ベースだ。

始める前から戦意を削がれそうな数だが、実際に使われているのはその10分の1ぐらいである。

どのプログラミング言語を学習すればいいのか最初から決まっていればいいのだが、全く情報がない中でそれは不可能なことだろう。(仕事で必要とされるプログラミング言語の指示があれば別だが。)

更によく言われるのは、開発環境構築の難しさもある。

自分で書いたプログラム(スクリプト)がどのように動作するのか、できれば時間をかけずに小まめに確認できた方が良い。

そうなると一番簡単なのは、テキストエディタ(メモ帳やAtom)などでプログラミングをして、そのファイルごとブラウザにドラックアンドドロップすればすぐに結果が分かる。

ITリテラシーの高い人なら、少し情報を探せば容易く理解できるだろうが、自分のような全く知識の無いものにはそれだけでもかなりの時間を費やした。

更に、上記の方法で実行結果を得ようとすると、少なくともHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)の知識も必要になる。

あと、CSSとJavaScriptもだ。

もしかすると、PHPも使う必要も出てくるかもしれない。

こんな風に、学習を続けていくとドンドン足りないモノの方が増えていく。

開発の段階だけでもこんなに大変なのに、まだ公開する環境の構築という大きな壁も待ち受けている。

ただ最近では、サーバーサイドのことは簡単にできるようなサービスも充実してきているので、そこまで心配する必要はないと思う。

とにかく、企業などに勤めて仕事として覚えていくのが一番上達が早いのだろうが、時間が掛っても独学という棘の道を選んでしまった自分はもう引き返すつもりもない。と、いうか引き返せない。帰り道も忘れてしまった。

そういうわけだから、まずはHTMLから綴っていこうと思う。

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